東大生の共通点から見る!頭が良くなる方法

しつけの仕方で頭の良い子に育てる!!

頭が良くなる方法>うちの子はなぜピアノの練習をしないのか?②

学ぶことが楽しい・知識欲を育てる

ピアノを習いたいというので、習わせたのに、ちっとも練習しない。
という、話をよく聞きます。
その原因は、「うちの子はなぜピアノの練習をしないのか①」
で上げたように、親の方に原因があることがほとんどです。

なぜなら、「練習しなさい」と言っているお母さんが、
音楽やピアノに興味をもっていない。
という事をあげました。

親が興味を持たないことに、子供だけ興味を持たせるのは、難しいものです。
子供が積極的に練習するようにするためには、
まず親が、興味をもって、音楽やピアノの曲の話をしたり、
かかわる事が大切だという事を書きました。

それと合わせて、もう一つ知っておいていただきたいことがあります。
音楽やピアノを始めるきっかけは、
音楽が「好きだから」です。
音楽は、「楽しい」と感じ、ピアノが弾けることが「嬉しい」からです。

習わせようとしている親の方にも、音楽を楽しめるようになってもらいたい。
という気持ちが、あるからだと思います。

ここで、知っていただきたいのは、「楽しい」という気持ちには、
二通り、あるという事です。

たとえば、子供はすぐ泣いて自分の感情を訴えますが、
痛いとか、自分の思い通りにならなくて、悲しいとかです。
けして、小さい子は、「感動した」と言って、喜びの涙は流しません。

それと同じように「楽しい」も、友達と遊んで「楽しい。」
マンガをみて「楽しい。」という快楽的な楽しい気持ちです。
そこには、何も苦しみはありません。

それが、発達してくると、
何かを達成できた時に感じる、楽しさがあります。
知的欲求が満たされたときに感じる「楽しい」です。
そこにあるのは、知的好奇心です。
(知的好奇心を育てるのは、他の項目ご覧ください。)

今まで知らなかったこと、出来なかったことができたときの喜びです。
苦しい勉強をして、100点をとった。
とか、逆上がりができて、うれしい。といった喜びです。

ピアノが弾けて楽しい。
というのは、実はこちらの「楽しい」に入るのです。
出来るようになったから、うれしい。という気持ちを伴う、「楽しさ」です。

確かに、始めたときの動機は、ただ音楽に合わせて歌っていると楽しい。
という、単純な快楽だったかもしれませんが、
やがては、知的好奇心である「出来て嬉しい。」
を伴う「楽しい」に移行されなければ、続けていけません。

子犬を飼うときはただ「かわいい」からかもしれませんが、
しつけをしたり、うんちの世話をしたり、
現実は、簡単ではありません。

ピアノが弾けるようになるためにも、ただの憧れではできない、
いろいろな努力や、我慢を伴うものです。

遊びと同じではなく、教育の一環として、
親が精神的サポートをしたり、練習に向かう気持ちを、
育てていくことが大切だと感じています。

出来ないことをすぐにあきらめてしまわない。立ち向かっていく精神。
自分は、やれば出来るという自信は、「生きる力」につながっています。

よくピアノが上手な人は、「頭がいい」と言われるのは、
「頑張ろう!」という気持ちや、「あきらめない気持ち」に共通点があるからだと思います。

「生きる力」のある子は、泣きながらでも、頑張って練習して
曲を仕上げようとする、根性があります。
この子はきっと勉強も頑張って「頭がよくなる」だろうな。
と、感じます。

↑ PAGE TOP